さくらの唄
読んだ感想は
サラリーマンに飽き飽きしている新卒1年目は読んではいけない。
もう、会社辞めて何かに没頭してみたくなった。
自分が将来どんな人になりたいかなんて深く考えずに大学を卒業してしまったので、今の僕は将来への不安に溢れている。サラリーマンがつまらないのだ。いや、年功序列で大して能力のない肩書きだけの年上を敬えないのだ。(ただ、僕なんかは何万分の1程度の仕事しか出来ない。)自分が今している仕事を40年も続けると思うと頭がおかしくなりそうなのだ。
そんなときにこの本を読んでしまった。
「オナニーよりも熱中できるものが欲しがったのだ。」
作中に主人公が今まで本気でやってこなかった絵に対して真剣に向き合い始める瞬間の台詞だ。
僕の心の中の叫びそのものだった。
自分が熱中出来るものとはなんだろうと考えては悩み、迷っているが、もしかしたらそんな適正のあるものなんて無くて、ただのキッカケとタイミングが一致するものがあればいいのかもしれない。